離婚して13年。元夫に伝えたいこと。

このサイトの冒頭では、私が過去に経験しその時に感じた想いを赤裸々に綴っていますが、離婚して13年が経ち、今回は元夫に対しての想いをここに記しておこうと思います。

私たち二人は、高校1年生からの付き合いで20歳の時に授かり婚。彼の20歳の誕生日に籍を入れました。

高校1年からお互い脇目も振らず一途な付き合いだったわけなので、実は結婚を決めた時から、これからの長い人生で浮気の1つや2つはあるだろうという覚悟をもっていました。

だから、浮気だったら良かったんです。浮気だったら。

もちろん怒りや悲しみはあったけれど、彼の立場になって考えたら、状況的にそりゃそうなっちゃうよね〜って理解できてしまうところが当時からあって。(なんて寛大なんだろう、私。)

だって、恋愛経験の少ない24歳の男が7つ上のそれなりに綺麗なお姉さんにカモーンされたら、、、ねぇ。

理性失って1度や2度の過ちを起こしてしまうのはしょうがないかなーと。

なので、私の怒りの矛先はその不倫相手。その女も過去に結婚していた経験があって、しかも後々発覚した事実で、私の親友の友達でもあった。その女は、友達として交流のあった私の親友をも裏切っていたわけです。

そんな女をひたすら庇い、そっちと付き合いたいから離婚してほしいと告げてきた元夫。

何を言っても話が通じない2人と戦うしかなかったあの3ヶ月間のことを思い出すと、今でも心臓がキュッとなります。頭に血がのぼるとそのまま倒れそうになるあの感覚は、後にも先にもあの時だけかなぁ。

とまぁここまではちょっとした思い出話でした。

ここからは、元夫への感謝の言葉を。。。

離婚を求めてきたのは有責者である元夫なので、当然養育費や慰謝料はそれ相当の額を取り決めて離婚に至ったわけですが、公正証書で取り決めたって途中で払わなくなる無責任な人も多いなか今まで1度たりとも遅れることなく毎月決まった額を払い続けてくれていることには、とても感謝しています。

金銭的援助を受けているからには面会権もきちんと行使しなければならず、離婚直後から定期的に子供達とも会わせ続けてきたので、そんな父でも子どもたちは父のことを好いていますね。

本音を言えば、子どもたちがもう父には会いたくないと思ってもらえるようなことをたくさん吹き込んだり、子どもたちが会いたくないって言ってると嘘をついて会わせないこともできたはず。

ちなみに、私たち夫婦がどうして離婚したのかを子どもたちは知っているので、今彼氏がいる娘は当時の私の気持ちをより現実的に想像して感じることができるようになり、そういう話になると『ほんとお母さん辛かったね、よく耐えたね』と労ってくれます。逆に息子は、私のだらしないところを見つけると『だから父が他に女作っちゃったんじゃね?』といじめてきます。そんな時は倍返しです(ง •̀_•́)ง

もしも私の一存で会わせずにいたら、子供達の望みを勝手に潰すことになりそれが原因で私と子供達の間に綻びが生まれ、いい親子関係は築けなかったんじゃないかと思ったりします。

お金のことはもちろんだけど、勉強のこと、進路のこと、私だけじゃなくてあなたにも相談していること、聞いています。たとえ相手があなたでも、相談したい時に相談できる相手がいることは幸せなことです。

私の人生で『離婚』は決してマイナスな出来事ではなく、私に新しい価値観やチャンスをもたらしてくれた、とても貴重な経験となりました。

あなたはなんて馬鹿なことをしてしまったのだろうと後悔しているかもしれませんが、きっと必要な経験だったのです。何もない人生では学びもないですから、私たち家族にとって必要な出来事だったのだと思うことにしましょう。

そのおかげで私は、みらい不動産で働き、シンママさんのお役に立つチャンスに恵まれております。

娘息子の結婚式には、元夫婦の父と母として参列できたらいいですね。

私が再婚する際にはぜひ、ご祝儀包んでください。

まずは息子が20歳を迎えるまで、養育費のため、しっかり働いてくださいね。

そのためにも、ご自愛ください。

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